2020年8月13日木曜日

8/8~16_夏季9連休(その4)芦別岳編

今回メインの幌尻岳は、初日の8/12(水)に撤退と相成りました
翌日の8/13(木)は晴予報につき、日帰りで登れる山を探しましょ

北海道で未踏の三百名山となると
 ~100 幌尻
 ~200 カムエク、芦別、ペデガリ、駒
 ~300 神威、大千軒
一泊以上&藪山のダニ恐怖を消去してくと、芦別岳が近場で良さそうです




健脚な人なら、旧道~新道と周回するのでしょうけれど
ちょっと日和って、新道往復にしました
(下山後の旭川_大黒屋を慮って という理由の方が大かな?)




前泊地の道の駅_南富良野から
登山口までは結構近い
遭難慰霊碑のたつ駐車場に、5時前に到着

旧道へ1人、新道へ1人、見送ってから
私もstart、入林届を記入したら
鹿柵のチェーンを解いて中へ



刈払も行き届き
よく踏まれた綺麗な登山道ですね

呻吟坂の序曲で
これからの急登に備えて一息つけます



新調した山と高原地図だと
見晴台まで2h、あら1.5hで着いちゃった?

コースタイムはこれまで以上に
甘めに設定されてるみたいですね



樹林の隙間からチラチラと
先の山が見えるようになってきました

半面山で2本目の小休止
富良野の街を見下ろせるので
携帯電波はバリバリ飛んでます



池糖を抜けたら、笹薮の斜面を登って
お次の雲峰山へ向かいます

登ってると、左手の笹薮の向こうから
モッフモフと獣の息遣い?
これは・・・アレですよ。。。 
羆ちゃんが居るって事ですよね


昨日誤爆した熊スプレーは置いてきたので、ベアホーンを2笛鳴らします

うん、気配は上の方に去っていった感じ。。。 ん?上って登山道じゃないの
恐る恐る先を進んで、登山道を左に折れてみると

2頭居ました。。。 体感5mの距離!
一瞬、親子? だとするとヤベェっ!! と身体が硬直

目が合った先頭の羆が、ゆっくりと立ち上がって。。。 Uターンしてくれました
ホッと一息、身の丈は1.5m位だろうか? もう一頭も同じようなサイズ感
襲ってこなかったって事は、親離れしたばかりの兄弟羆なのかもね


ベアホーンをもう少し鳴らしてから、熊鈴ジャラジャラ鳴らしつつ登山再開
(これで帰ろうかとも思ったけど、まぁ偶々出くわしただけと考え直しました)



スライドする登山者には、羆が出た事を伝えて警戒してもらいましょう

雲峰山の先、ガスが濃くなってきましたね
芦別岳は見えず
それでもお花畑を見ながら、進んでいき
岩ゴロな道になってきたら
もう一息で芦別岳山頂です。


山頂はガッスガスの風ビュービューで留まっておられず、すぐに引き返し
山頂直下のスペースで大休止

空身で山頂標識だけ撮りに行きます、今回唯一のピーク
さて、下山しましょうか

途中で道民と思われるバッチャンに羆の話をすると
食み跡が小さいからコッコだよ、この時期なら2頭で居ることが多いよ~

さすが道民、慌てることは無いようですね



半面山に近づくとガスの下に出て、視界が効くように
左手には富良野西岳かな?
13時には無事に下山できました

いやぁ、まさかホントにベアホーン使う事態になるとは。。。
でも熊スプレーと違って、誤爆リスクも射程制約も無いので使いやすいかも
北街道山行のお供には、浄水器とベアホーンですね

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