2019年8月12日月曜日

20190812~14_湯俣川①

今年のお盆休みは9連休
これなら北海道再び~もアリなんですが
人も車も混む時期は避けますしょうかね

ならば、沢2泊で何処行こうか?
昔こばさんと行ってみようと話してた
湯俣川へ岩魚メインで偵察しましょう




気がかりなのは台風の動き
大型の10号が来る前に8/10~12入渓して実家の墓参り&草刈り予定
が9号の影響か?雨雲の尻尾が8/11晩に掛かりそうな気配
沢泊で雨降りは御免被りたいので、先に墓参り&草刈りに
10号の足が遅いので8/12~14で入渓することにしました

すでに盆休みstartで各地の登山口Pは激混みだとか
とはいえ盆前に入山、下りてくるpartyも居るだろうと読んで
七倉Pへ8/11夕方に行くと、ドンピシャ♪良いとこ空いてました

七倉~高瀬ダムのタクシーは5:30startというので、4:30起床
準備してるうちに待機所の列が伸び始めたので、荷物を列に移動
朝飯食べて準備完了、七倉山荘泊の人達の予約便が先発する中
三台目のタクシー(駅からの便に相乗り)で高瀬ダムへ


5:45高瀬ダムに到着、ガスってますね
運ちゃん、昨日は凄くて250~300人は運んだそうです
ダムに居た全ての登山者はブナ立尾根へ向かいますが
一人反対側へと進んでいきます

あれ~高瀬トンネル電灯付いてなかったっけ?
真っ暗なのでヘッ電つけて進みます



黒部ダム沿いの道がup/down激しいすが
高瀬ダム沿いの道は平坦で随分と楽ですね
6:55林道末端、ここからは登山道に

7:15名無避難小屋、その先で湖岸崩壊
迂回路のup/downでヒーコラ


8:15晴嵐荘に到着、小屋番さんから何処に向かうのか聞かれて
湯俣川と答えると、昨日第一吊橋跡にて骨折事故、ヘリでpickup
虎ロープは使うわない様に、大高巻きするか、プールに突っ込むかだよと

私がプールですかねぇ、と答えると
今年の湯俣川は平年より少し水量多めだからたぶん通過は無理だと思うよ、との忠告
単独につき無理は禁物、とりあえず行ってみて無理そうなら引き返して
晴嵐荘根城に遊ぶことも考えますかね



小屋からは噴湯丘への道へ
吊橋を渡り湯俣川の川原に降り立ってから
沢装備にchange

噴湯丘に9:00
なるほど~実物見るのは初めてですよ


噴出量だけを見れば、その先の川原脇の方がいかにも暑そうな温泉噴いてましたね


硫黄分で濁った湯俣川、透明度低いですね
逆に考えれば底石が見えるのは浅い証拠

右に左にと徒渉を繰り返しながら前進前進
徐々に幅が狭まってきましたね








崩壊地にトラロープ発見10:00、第一吊橋跡ね
プールは深そうだし、まずは大高巻きをトライ

かなり上まで登ったけどトラバースが嫌すぎる
慎重に降って、晴嵐荘に戻る気満々でしたが
もう一度プールを覗いてみると奥にロープ
腰程度でスラブに取り付けました



滑ってもドボン覚悟すればナントカなるさと、慎重にポジション探しながらのシャワークライム
2段目はザックを上げてからリフトアップで突破。なんだかんだで30分くらい掛かりましたね。。。


突破は出来たけど、ココを戻るのは嫌だなぁ
全景はこんな感じ

その先で左岸から綺麗な水の枝沢、ありがたや
本流は飲めないので、両岸からの枝沢が頼り

さっそく沢と来れば、ソーメンでしょう♪
沢でソーメンも久しぶりです


第二吊橋跡の手前で、4人partyとスライド
ワリモ沢出合に2泊でモミ沢釣行だそうです
遡上に時間が掛かりすぎるならソレも良いなぁ

この写真の辺りが第三吊橋跡かな?
第一吊橋跡の他には危ない場所は無さそうです



ワリモ沢出合13:00、随分と水量減った感じ
沢の奥には稜線も見えるようになってきました
山が見えると気分的にも余裕がでますね

赤沢出合14:40、そろそろ時間も気になります
すると下りてくる単独者とスライド
挨拶すると、おや?このお顔は何処かで?




ほぼ同時にお互いの名前が口に出ました!
abu8さんお久しぶりです!!こんな所で会うとは!!!

暫くぶりにabu8さんと立ち話、いや懐かしい~
記念に写真を一枚(abu8さんのyamarecoから拝借)
abu8さんも第一吊橋跡が嫌らしいと感じてるそうで
ロープセットして懸垂下降で下りるつもりとの事
泊まるなら硫黄沢出合より先に進んだ方が良いよと
お互い無事に下山しましょうね~とお別れです



先に進むと左岸からも硫黄の噴出あり

この界隈一帯が硫黄泉の噴出地帯みたいですね










硫黄沢出合15:30、かなり疲れてるし泊場を探します
焚火跡発見、狭くて傾斜もあるけど贅沢言えないね
まずは荷物おいて、食料と水の確保です

余裕があればもっと登って方が良いんでしょう
流れが急すぎて釣れない中、なんとかトロ場で7寸get
一尾あれば十分、引き上げて薪集めしよう






薪はそこそこありますね、二抱えめを集めてた時、薪に手を掛けたところ両手にチクチクっと!
なんだ!? 蜂か!! とダッシュで撤退!!! 幸い追いかけてこなかったので助かった~
薪の下に蜂の巣があったのか、初めての経験。こんな事も頭に入れておかないとね
腫れが酷いようなら明日下山と思いましたが、胡蜂でなかったのが幸い?殆ど腫れずに助かりました

岩魚は塩焼にして、レトルトカレーで晩ご飯
軽量化のためビールは自粛、日本酒で骨酒
あとはウィスキーの水割りでひっそりと過ごしました

一日目12h行動、思ったより時間掛かったなぁ~

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