2018年10月13日土曜日

10/13~14_竜門~朝日グルリップ

そろそろ高いところは紅葉も終了ですね
ブナの黄葉が見たい&稜線で泊まりたい
って事で、前月も偵察に入った朝日界隈へGO♪

久しぶりに雨予報のない週末
(とはいえ、ヤマテンの飯豊は霧&雨につき
 てんくら・GPVで雲が掛からないのを確認してからね)
ドラ割り:2018東北観光フリーパス(南東北周遊プラン)
金曜の夕方に申込してから、北上開始です




目指したのは、日暮沢。竜門山~大朝日~日暮沢へと周回してきましょう

現在、林道陥没で熊スベリ沢で通行止という事なので
駐車スペースのために、早め早めに移動します
竜門小屋に泊まるだけなら、昼前に着いちゃうけどね

アチコチで木材伐採&搬出準備中です
そんな林道を進んでいくと、熊スベリ沢の道標見っけ
車が停まってないので、行けるとこまで進みましょうか



と、すぐ先に通行禁止の立看

6台駐車で一杯な感じ
崖側に停められなくもないけど
無難に道標まで戻ろうっと





身支度して出発、6:30。
出発準備中の二人組にご挨拶
朝日小屋まで頑張るそうです

林道を進むと、更に車止め
コチラの方が多く停められそう



このすぐ先に陥没箇所
軽トラなら脇をすり抜けられそうです

林道のコンクリ上を沢が流れてる場所
コレが日暮沢でした
(渡ってから撮影です)


回り込むとすぐに日暮沢小屋
小屋前には水が引かれてます

さて、いよいよ登山口です






尾根の取付はイキナリ心臓破りの急登です
小屋の水場?への直進路と間違わないようにしないとね

出だしはブナもまだまだ緑色
オオカメノキが色付き始めた程度




樹々の隙間から、左手奥に
ガスに包まれそうな巨大な山容
小屋も見えてるから大朝日ですな
上に登るにつれてガス取れてくれないかな

進むうちに脱色系の
メローイエローな感じになってきました





今晩の鍋の具材に茸採れればなぁと、
見渡しながら登ります

カタハ系はおっかないのでスルー
ニガグリっぽいのと、
黒く腐ったナラタケの残骸ばかり。。。
ナメコひとつだけ見っけ
一個採っても足しにならないのでスルーです

 ブナに刻まれた鉈目も
東北っぽいですよね~

カエデも緑色~赤色が混じってます





振り返ってみますが
下の方の紅葉はまだまだ

右手には前月登った
障子ケ岳からの尾根ですな
少し色づいてるかな


ゴロビツの水場
少し下がった所にありますが
ちょっと汲みづらいかな

朝日は水場豊富なのが有り難い
なにせ稜線にも水場がありますから
荷揚げする必要が無いので助かります

道中3ケ所くらい凄い獣臭
熊さんのテリトリーって感じです




標高を上げると、
赤味も徐々に増してきましたね

清太岩山で次の一本を立てよう
丁度2人いるみたいですね




清太岩山、9:40
ココまで登ると随分と視界が開けますね

正面には竜門山に竜門小屋がハッキリ
右手には前月登った障子ケ岳からの尾根



上の方は台風で飛ばれて
骨々な感じに、灌木系の赤

下の方が色合い的には錦っぽいかな



清太岩山を振り返れば
少し色付きよいかな

右手の見附川源頭部も素敵です




もうひとふんばりで
竜門山手前の分岐に到着

竜門小屋に泊まるか
朝日小屋まで行っちゃうか
悩ましいところ





道標もない竜門山頂で(GPSで同定)
天気予報Check

お、当初の予想と変わって、
日曜の方が良く成ってる!
しかも目の前の朝日岳はガスの中
 → 竜門小屋泊決定♪


背後の以東岳もガスの中だし
明日の稜線漫歩が楽しみ

竜門小屋へと下りましょう
今朝、古寺を出発して
以東まで行くという人が抜いてきました




竜門小屋に到着、11:30。
小屋前ベンチには3人が食事準備中

小屋番が登って来るまでの代理の方に申告して
2階奥に寝床確保しときます





さっそくワインとアテ作成kitを手に、
ベンチにお邪魔します
トマトスープ+早茹ペンネ+玉葱+ベーコンで
ミネストローネ風をアテに
とりあえず呑むしかする事がないので、
ワイン半分呑んじゃいます



今日で小屋締めということで、N山岳会も大勢登って来るそうです
満杯超えを想定して、詰め詰めに再配置。後から続々と到着されます

1階の方も2時から大宴会start♪ テッキーラの雄叫びが続きます
小屋内も携帯電波が届くのでnet-checkできます、便利な世の中ですな

16時過ぎに夕飯の準備、
キャベツ+玉葱+ベーコンの鶏白湯鍋

つつき始めると、小屋の外で
ブロッケンが見える♪~とかで賑やかに
誘われてブロッケン見たり、
久々に稜線で夕焼け見たり


稜線に泊まらないと
こういう夕方の風景は見られませんね

夜には満点の星を見上げたり、
稜線泊まりってヤッパリ楽しいね




翌朝3時startするという人も居ましたが、おおむね遅い感じです
竜門山で日の出をと、5:30出発の予定に4時起きするも、
起きてる人の方が少ない。。。
ガス使うのは控えてパン+麦茶で朝食

トイレいったり荷づくりするうちに、
起き出す人/ガス使う人も増えます



5:30出発、小屋番さんに
早い出発だねと見送られます

寒いかと思って雨具上衣着ましたが、
風が弱いおかげで大した事なし
登山道脇の葉っぱには霜が降りてるから、
それなりの冷え込みなんでしょうけど



竜門山で御来光の時間を迎えますが、
雲が厚くて日の出は拝めそうになし
西朝日への登りに備えて、雨具上衣は脱いで、
長シャツ一枚で進みましょう
お隣で寝てた二人組が先発してるので、
先を進んでる人影が彼らかな




今日は山並みがスッキリ見えてますね~
これから向かう西朝日~大朝日に、背後の以東岳への稜線も一望
谷間には光が刺し込んでないけど、風の弱いトコの紅葉は残ってる感じです


咲き残りのハクサンイチゲ?
を愛でながら歩を進めます

西朝日に到着、6:50





真正面に大朝日はデカイねぇ~
netも繋がるんでFBに写真UPして、
安全連絡も兼ねましょうかね
この先から、朝日小屋泊の方達とスライド開始

昨日はガスガスで~とか
すれ違い際の一声を楽しみながら


お、金玉水の所に人溜まりかな?
4人ほど道標のトコに居ますね
登山道から離れた水場につき、
以前縦走した時は寄らなかったかな
せっかくなんで、大朝日の山頂で淹れる
珈琲用に水汲みに寄りましょ

湿地っぽい斜面から沁みだしてる金玉水
こんな稜線で水が得られるんですから大助かり


大朝日小屋からも背負子で
水汲みに来られた方とスライドします

大朝日小屋に8:20着、泊り客の殆どが
Uターンした後なのか静かでした
さぁ山頂踏んで来ましょう



先発のお隣さんとスライド
久方ぶりの大朝日山頂、他に誰も居ません

珈琲淹れながら、地図と山並みを見比べつつ、
まったりとした時間
天気が良いと気持いいですねぇ~



さて、ガスも湧きあがってきたみたいだし、
お暇しましょうかね

下山を始めると、本日登って来る人達とも
スライド開始です




まだ足の速い人達しか来ないからか、
人は少な目です

銀玉水は写真撮影と
コップで飲むだけにしましょうかね




小朝日の西面下部が良い感じの色づき具合です

小朝日への鞍部へと下ると、
段々とガスガスになってきましたね
小朝日の岩壁も凄いねぇ~




小朝日の山頂には向かわず
お初のトラバース道へ
さすがに人影まばらで、熊鈴を装着

古寺からの道との合流点で一休み
すると古寺方面から次々と団体さんが到着
後ろからも一組やってくるので、早々に腰を上げましょう


古寺山に向かう途中に
池塘に小さい湿原あり

古寺山には10:40到着





古寺方面の北面も、
色づきが素敵な感じですよ

すっかりガスに包まれた
小朝日を振り返ります





三沢清水もホースで水源から引いてあるので
すぐに汲めます
至れり尽くせりですね

ココからは急下降
その後は黄色く色づいたブナの森の中
人影もまばらで、平和な道ですなぁ




ハナヌキ峰の古寺分岐でもう一本
ここから日暮沢へ向かう人は
グッと少なくなるでしょうね

やっぱりココでも獣臭、
思わず頭上を確認しちゃいます
見上げた樹の上に熊さん居たらどうしよう。。。


台風の影響で倒木もありますが、おおむね平和です
根子川への急下降に移ると、足を滑らせないようにしないとね

お隣さんに追いつきましたが、茸探したいので先に行ってもらいます
ようやく食べられる茸発見!ヌメリスギタケ♪ 登山道に生えてました
ハサミで丁寧に収穫、帰ってからキノコ鍋で美味しく頂きました


沢沿いに下りれば林道歩きかと思ってましたが、
普通に登山道。。。こんな梯子の掛かった沢もあったり

一ケ所、沢を横切るのか?判りづらい箇所もありましたが
よくよく見渡すと沢の下流方向にリボンあり

迷ったら周りをよく観察する、コレに尽きますね







橋が出てくれば、
日暮沢小屋ももうじきです
岩魚も居そうな澄んだ清流ですね

あとは昨日歩いた林道を戻って
13:30帰着です



お風呂は大井沢温泉へ、300円也。館内には暖房が入ってました
山帰りの人か?カランは全部埋まってましたね
あがる頃には、竜門の小屋番さんご一行も到着してました

さて、お腹が空いたよ~。せっかくの南東北周遊プランにつき
月山IC~寒河江ICまで高速使って、向かったのはそば処あおば
たつの家&まきchin隊と来て以来の訪問ですね

お口はガッツリ系:肉そば&カツ丼ですが、
ミニ丼の設定がゲソ丼のみ、肉そば&ミニ下足丼を注文

醤油味の肉そばに、ソース味のミニ下足丼で
味に飽きることなく、美味しく頂けました



もっと時間が早ければ、喜多方で〆のラーメン
と行くところでしょうけど、今日はまっすぐ帰りましょ

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