2015年6月7日日曜日

6/7_男鹿山塊)井戸沢


この週末、土曜は朝まで雨模様
日曜は晴れて沢日和な天気予報です

単独でも入れそうな一級の沢をターゲットに
三斗小屋宿場跡の先から入る井戸沢に行ってきました

金曜は部の歓送迎会につき土曜は朝駆けです
雨があがったら岩魚釣りでもしましょうかね






6時過ぎ現地着もやっぱり雨。。。
予報も昼からまた降りそうなんで
最悪は温泉浸かってブラブラするしかないかも

一時間ほど待機して
小降りになってきたんで
釣り場まで移動

身支度整えたら、崩落工事現場を通過して入渓です







前半スッカスカ。。。

坊主も覚悟しましたが
なんとか20cm越を3尾キープ
 → 今晩の燻製行きです






近所のスーパーで買出し後
深山ダムPへ移動

風が強いけど、まずは七輪焼肉





のち岩魚燻製に着手

堰堤脇Pはあまりに風が強くなったんで
斜面脇のPに避難したら
夜中にローリング族出没
ドリフトでスピンしまくり

 → 安眠妨害なので
深山湖の先の方まで移動して寝直しました

岩魚は朝まで焼枯らしたのが一番旨かったです




日曜の朝、林道ゲート脇まで移動して準備。5:45出発です

小屋関係者?の車が鍵を開けて侵入してきました

去年も歩きましたが、
麦飯坂との分岐を通過


牧場みたいな宿場跡から
見上げる流石山
うっすら谷筋に白い雪渓がチラリ
(この時は一向に気にしてませんでした)

6:40、那珂川源流の碑のある
橋の袂で兵装チェンジします




記録記事の通り
井戸沢出合は枯沢の様相
この先に遡行する沢があるんかいな?
と確かに思っちゃいますね。。。

しばらく登ると、記録にあるwoodyな堰堤が登場




左壁に垂らされたトラロープを
掴みながら登ります

最後にもう一手
ループが欲しいところですね

なんとかよじ登ります







内側のロープは
見当たらなかったんで
堰堤の真ん中から
砂地へチョイとジャンプ

一つ目の滝を越えて暫し





15m滝の登場! 
ここが井戸沢の核心部と言われてます

普通は右カンテの残置スリング使って巻くらしい
いざ登ってみるとソコにすら辿りつけない。。。

更に右の灌木伝いにナントカ這い上がりました
ここですら左側が切れ落ちてるんで厳しめ。。。
おっかなびっくり匍匐前進です






ここ以降の前半:樹林帯の中の滝群は
手掛かり足掛かり豊富なんで
登れるのが楽しい

井戸沢は上部が開けてるんで
明るい感じですね








さて10m滝を登れば、後半:ナメナメの始まり♪
と思いきや、雪渓登場。。。

参考にしてる某記録では、5月末に雪渓歩き
とありましたが、今年は暑いし雪融け早いから大丈夫かな
と思ってましたが、出て来ちゃいましたか。。。





最初の頃は、こんな掛け橋状態を
潜って通過


向こうに18m滝が見えてますな

18m滝を越え、ナメが始まる辺りからは
雪渓上にあがるしかなくなります







崩れませんようにと祈りながら
ソロリソロリと忍び足

なるたけ雪の厚みがあるだろう
部分を歩いて、乗っ越していきます





雪の消えた跡地には
キンバイやら、イワカガミが

高山植物を沢登りで見れるとは







ハクサンチドリに
ショウジョウバカマも









雪渓の残る沢筋嫌って
一旦尾根に取りついてみたけど

歩きにくそうなんで
やっぱり沢筋に戻ったり

振り返ると、沼ツ原調整池も
眼下に見える様に



残り100m程で兵装チェンジして
最後の詰め上がり

振り返るとこんな感じです

今シーズン最初の急登で
左膝周りが攣りかけます。。。








登山道に10:40到着
700mあがるのに4時間か。。。

後半のナメは楽しめなかったし、雪融け直後で泥々でした

梅雨で洗流された後に来れば、綺麗なんでしょうねぇ



下山は大峠経由で
会津中街道を辿ってみましょう

登山道脇にはツマトリソウも









流石山からの那須連山を眺めながら、笹原を行きます
途中、大峠から登ってくる3組(4人+1匹)とスライド
大峠までは誰にも会わないかと思ってましたよ

詰めあがった斜面を振り返ります
笹原なんで藪漕ぎは無いのは嬉しいですね




大峠から三斗小屋へ向かって
峠川を渡った先で中街道との分岐
道標があるので間違えませんね

拡大地図が貼ってあるけど
肝心の渡渉点は範囲外。。。







覆う笹と倒木がチョイとウザイけど踏み跡はしっかり
沢の詰めには不要だけど
藪漕サングラスがあると便利かも

中ノ沢は石伝いに渡れます
が、沢靴の感覚で足を乗せると
普通の登山靴ではメチャ滑る



沢の渡渉点に到着
対岸に束ねた丸太橋があるので
判るけど目印等はありません

記録には右岸沿いに進むとあったので、ココで渡るのは間違いないでしょう
靴は首に掛けて裸足で渡渉
今日は渇水気味みたいで渡るのに問題はなし



問題は渡った後
丸太橋の周りに踏み跡なし
急斜面に薄らありそうだけど
あまりに不自然。。。
石を踏みながら、少し沢沿いに下ったら踏み跡が出ました

コチラの道は刈り払いされてるのか? すごく快適です



井戸沢の出合に到着

往路通り沢沿いに下るのか
と思ったら
対岸に『中街道』の看板を発見

尾根を乗り越し気味に進みます




途中には馬頭観音の石碑もあり
昔は歩かれてたんでしょうね

そのまま進むと、駐車場の上に出ました
ちゃんと『中街道』の看板も立ってましたね




中街道、結構快適に歩けましたよ
三斗小屋温泉経由だと遠回りなんで
時間短縮に便利ですね

あとは林道をテクテク歩いて車に帰着
片づけてたら山小屋関係者?2台が降りてきました

幸の湯で汗を流したら、下道で小山まで帰ります
矢板の先で4号と合流したら、あとは二車線の強み
2時間程で帰宅できました

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