2018年7月14日土曜日

7/14~O沢×→S川へ転進

海の日3連休、さぁて何処へ向かいましょう?
岩手の某川で2泊3日どっぷりと浸りたい処ですが
いかんせん天気がイマイチみたい。。。

沢泊だと、少しでも降水確率の低い場所を選びたい
上信越方面の方が天気は良さそうですね
ならば2ケ月お留守にしてる実家の草刈りも必要だし
妙高の沢へと向かいましょうかね




目指したのは、5月にゲート施錠で断念した沢
入渓口の発電所まで4km徒歩での往復につき、日帰りではハードル高いけど、沢泊ならば工数分散

前泊は少しでも標高の高い所=黒姫野尻湖PAで
5時起床のコンビニ経由で施錠されたゲート前へ到着

2泊分の酒量でずっしり重いザックを背負って
6時過ぎに出発です
(Beer 350ml4本、日本酒5合、ウィスキー500ml)





今年は暑くなるのが早くて、アブの発生も早まってしまい
アブ柱が立つようなら、クルッとUターンする気でしたが
ゲートから蜻蛉ちゃんが飛んでくれてます、Lucky♪
最強のガーディアンが羽虫から守ってくれるかも

誰もいない、誰も来ない林道をテクテク一時間
ようやく車止めに到着、って既に軽x3台停まってます
地元の衆で、ゲート番号知ってる人は入って来ますよね
願わくば、入る沢が別方面であることを祈るばかり


7:30、発電所から
川に降りる階段前で兵装change

なにせ荷物が重いので、
テン場に着くまで竿は出さず
遡行に専念しましょう





河原の砂にはクッキリと先行者の足跡
最初から釣りmodeで、追いつければ話す余地もあるんだけど

8:20、O沢出合に到着、さて先行者はどっち行った?
あぁ。。。本命のO沢には、石の上にクッキリと足跡が・・・
まぁ考える事は一緒か。。。追っかけて、釣り場をシェアする
という手も無くはないけど、同じ泊まりだと良い顔はされないよね



ならば転進しますか、本流筋のS川を詰めましょう
すこし進むとコチラにも先行者の足跡が。。。軽x3台のうちx2台がコッチか
致し方なし、このまま進んで成るように成るでしょう

と、正面から下って来る釣り人の姿。地元の70越のお爺ちゃん、長靴に荒縄の小粋なstyleです
 そんな大きなザック背負って、あのゲートから歩いてきたの?
 好きじゃないとソコまで出来ないよね、一人で沢泊って怖くない?
達者なお爺ちゃんと、ゲートの話しやら楽しませて頂きました

お次のKK沢出合、釣りには水量なさすぎ&テン場適地もなし。早いトコ荷物おろして、釣りにしたいねぇ。。。

天気は3日間心配はしてないけど、やはりテント張るなら
大水になっても大丈夫な場所に張りたいよね

9:40、左岸の一枚岩が特徴的な大きなプール&河原に到着
右岸には大きなコナラの木? 少し高いし、狭いけど張れなくは無し
もうココでいいや、河原に荷物展開して、木の下にテント設営します





歩き出して3時間経過、喉も乾いたしBeer一本目をプシュ
さて、ひとごごち着いたところで、竿片手に出発しましょうか
川幅もそこそこ広いので、テンカラを振るスペースに問題なし
いつもならブッシュを気にしてのパチンコ多用ですが、今日は存分に竿が振れますね~


最初の一投目でhit、15cmのオチビちゃん
お引き取り頂きます

ココまで魚影が走らなかったので、
とりあえず魚の存在は確認できました

なかなか魚影が濃いとは言えませんが、
ポチポチとアタリはあります




が如何せんsizeが出ない。。。
殆どが20cm未満のリリースsizeばかり

辛うじて7寸:
21cm x2尾を確保できたので納竿




13:30にテン場に帰着
薪を集めて焚火宴会始めちゃいましょう

2尾は竹串に刺して、
まずは焚火を大きくしましょ
初日につき焼き物もあり、
玉葱・椎茸・ウィンナーを網焼きです



beer → ウィスキーと進んで、
良い案配に焼けた岩魚を頂いたら
 → 日本酒で骨酒にして、〆は再度ウィスキー

焚火脇でうたた寝しながら、
22時にはテントに潜り込みます





2日目、明るくなったところで5時起床。オキを興してお湯を沸かしたら、珈琲x2杯とパンで朝食

さて、今日は行けるトコまで行きましょうかね
昨日の納竿地点までは、軽く試す程度で早駆け

そこから先は気合入れて進めます
が、やはりアタリは渋いわ、
釣れてもオチビちゃんだわ。。。




大きめの滝壺で、8寸級?が顔まで出したけど
鉤掛かりが甘くてバレちゃったのが痛恨。。。

辛うじて7寸越え:
22cm x1尾を確保できたのみ




二俣に気付かずに本流筋を上がった所で、GPSで現在地確認
巡視路からの道があるかを確認しに左俣へ戻ります
崖の上に巡視路の末端があるんでしょうけど
どこから降りてこれるのか、さっぱり検討がつきませんね。。。

ま、使う機会は無いかもね。右俣の本流筋を詰め上がります
暫しで人工物発見、取水口です



那須の沢の取水口では、流れの殆どの量を取り込んでますが、
ココは放水口からも出してるので、水量が維持されてるみたい

取水口の上からはさすがの水量。激しすぎて毛鉤には不向かな
それにしてもアタリもパッタリ、魚影も走らない
入渓点から気になってた笹濁り? はコノ本流由来みたいですね
何かしらの鉱毒が入ってる? 下流で薄まってようやく岩魚が棲めるのかも



正面には、火打山から続く稜線と、Y山が見えてます
春先に火打山頂から滑り込んで、Y山に登り返して東面滑走♪
のハードルートを滑りたくなりますね~、早く雪が降らないかなぁ

下りは早いですね。途中で水汲むの忘れて、気づけばテン場
あわてて水汲みに登り返して、飲み水確保したら、14:40帰着で本日も薪集め

今日は焼物1尾+ウィンナーのみ、ボウズの時の非常食:麻婆春雨にウィンナー投入して増量です
綺麗に薪を燃やし尽くしたくて、今日は丁寧に焼いていきます
今日も今日とて焚火の脇でうたた寝しますけどね


最終日は、釣り上がってくる人に迷惑掛けないように遅めの起床
5時に目が覚めたけど寝直して、ゆっくりと6時に起床
薪も良い感じで燃え尽きて、みんな炭になってますね
出発のギリギリまで灰にするべく、オキに火を興しておきましょ

ゆっくり珈琲x2杯+パンをかじったら、テント撤収、7時半に出発
朝一番でコチラに向かってれば、まもなくスライド出来るでしょう

O沢出合で小休止、結局は誰にも会うことなく、発電所に到着。8:45
おや見回りの人が歩いてますね、階段上がったらご挨拶します

ゲートの前に車停めてる人?
今日もまだ帰ってこないって心配してたんですよ~ と暫しお話し

漁協から、岩魚が育たないから水量上げてくれと言われてる
取水口の排水も増やしてるけど、最近は水が少なくてね~
岩魚も放流してるけど増えてこない、やっぱり水が少ないからかねぇ
などなど

腰を下ろして、沢靴から登山靴に兵装change
しようとしたら、ゲートまで送りましょうか? の有り難いお言葉
ぜひお願いします! 一時間の林道歩きを省略できちゃいました

もう一台の作業車両とすれ違い、本日の草刈り場所の相談されてました
ダンプ2台上がってくるわ、ゲートでもう2台入ってくるわ
休日でも土建関係は働かれてるんですね

車に戻って着替えたら、3日分の垢を落としに門前の湯へ
アドレナリンが切れたら、体のアチコチが痒い痒い
顔やら、腕やら、腰回りやら、ヤタラメッタラ虫刺され
羽虫よりは地虫か? 焚火脇のうたた寝でダニとかにヤラれてたかな

アブは殆ど出なかったけど、別の虫にヤラれまくりな沢でした。。。
虫のいない沢があればねぇ~

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