2017年4月2日日曜日

4/2_昼闇山(肩まで)

昼闇山の山頂を目指すなら、ロングコース
アイゼン&ピッケルの準備も必要でしょうね

根性なしとしては、肩までで充分です
昼闇谷を詰めるか、吉尾平経由で回りこむか
距離と時間の短い、昼闇谷コースがいいかな

なるべく早立ちした方がいいでしょうねぇ
7時には出発できるように起きましょう



朝起きると良い天気♪
焼山温泉に向かう道からも
火打~焼~昼闇~鉢~阿弥陀~烏帽子と壮観ですね

焼山温泉の駐車場の端、砂利スペースに駐車
準備してフロントにひと声かけます
除雪は無いので、車の鍵も預けなくて良いそうです



さてと出発準備してると、背後に車が停車
あら、たっちゃん家でした
今日は4人?で景色重視で吉尾平経由との事

たっちゃん&T世さんだけなら混ざりますけど
お邪魔してもナンなので、初志貫徹で昼闇谷へ


何も警戒せず、雪の上の乗ろうとしたら
雪が融けて出来た氷にツルッと滑って
ダブルニーパッドの自爆。。。 春山ですねぇ

林道歩き一時間、軽快に歩きたくて
シール貼らずに、ウロコ板でチャレンジします




が、朝早くて雪面硬すぎ・・・逆に体力ロス
新田山下の杉林の中でとうとうギブアップ

シールの抵抗で重くなるけど、ストレスフリー♪
登りはシール、ウロコの機動力発揮は下りですかね



堰堤も、いつもの橋の上も
今年は残雪豊富ですね





今日は青空に白い山が映えます

右手の阿弥陀~烏帽子もゴッツイね






吉尾平方面も偵察したいので沢沿いで小休止

雪は確かに多いけど、沢はしっかり流れてます
沢通しより、台地をつなげる方が無難みたい


昼闇谷の中を歩く時間は極力短くしたいので
900mまでは右岸尾根を詰めます

古いトレースが残ってるので案内いらず
最近はスノーモービルが出没するらしく
アチコチに跡が付いてますね


いよいよ昼闇谷へ進入します
沢底には沢通しで歩いてきた単独者がいました

暫しSさんとお話しながら一緒に進みます
谷を抜けた丘の上で小休止





2年振りの昼闇谷の底、デッカイねぇ~
今年はしつこく降ってるからなのか、
黄砂もニュースに出てこないし、雪が綺麗

肩の直下斜面を登髙中の先行者2名の姿を確認
2時間は早く出たのかな? 
狙いは昼闇山の山頂でしょうねぇ



まずは雪庇の切れ目を狙って
尾根上に向かいます
が、斜面の雪質が宜しくない・・・

ガリガリ君の上に薄皮新雪で、ズレるズレる
少しでも陽当たりのいい斜面にジグ切って
なんとか尾根上に上がります




 が、尾根上もイマイチ。なんともシールが効きにくい雪質

早々にクトー装着、縦はNG・斜めならOK
Sさんはクトー無いので我慢の登り
その後アイゼン装着で担ぐものの沈み込み激しく
また途中でシール歩行に切り替えてました




最後の250m、ココも嫌らしい雪。。。
踏むとバリッと割れる最中に、
中からコロコロと丸いアラレ玉が転がり出ます

斜度はあるし、オープン斜面には入りたくない



ブナ林からめて細かくジグ切りながら登って
最後は先行者のトレース借りて
ようやく肩に到着

左手の滑り出しは美味しそうな斜面です



昼闇山の山頂まで、だいぶ標高差あるし険しいねぇ

右側に先行者のトレースついてますが難儀そうです
滑りだけならココで十分、予定通り登高終了です
Sさんも山頂は諦めて、ここから滑る事に



お隣の金山はクッキリ見えてますが、
残念ながら雨飾はガスに巻かれてます





鉢山方面を見やると、尾根伝いに人影
多分たっちゃんチームでしょう
山頂から手やジャケット振り回してみたけど
下から気が付いたかな?



大休止中に、先行者2名が降りてきました
山頂からのダイレクトは流石に厳しいのか? 尾根道の雪庇の切れ目から斜面へ
打合の後、滑走していきました。 見た感じ、斜面は悪くなさそうです



さて、今度はこちらの番ですな
シール外して滑走準備に入ります

斜面が見える所まで移動して覗き込みます
昼闇谷の底まで綺麗に繋がってますね~



いざエントリー
およっ! コレは極上じゃないですか♪
ザラメ+フィルムクラストって感じ?


頂上直下100mで一回停まって写真撮ったら
あとは底まで200m一気滑り、気持ちイィ~♪



右手の台地上で休憩している人影があったので
お話しにソチラへ行ってみます

豪勢に焼肉宴会中でした
山頂稜線から滑る2人組も見ていたそうで
気持ち良さそうなシュプールは私らのだそう



先週も昼闇谷に来ていて、スノーモービルがココまで登って来ていたそうです。。。
今日は、モービルの人に電話かけて、来ないのを確認した上での入山だそう
情報収集力ハンパないですね 私ならモービルの人に声掛けたくないもんなぁ



あとはマッタリ滑って帰るだけ

日当たりのいい台地上は快適なザラメ
谷の日陰に入ると、グザグザ雪
谷底は少しストップ気味と変幻自在ですな



途中、右手から坪足登山者が降りてきました。昼闇まで往復、スキー跡みて降りてきたそうです
900m台地からの滑りも、しっとりと重い感じ。林道に出た後は、トレースに乗って降りてきます

焼山スキー場跡で、5人組チームが抜いてきました。昼闇方面には居なかったから、高松山~一ノ倉川かな

下山後は焼山温泉で日帰り入浴、500円
露天に浸かっていると、見覚えのあるお顔が・・・昨晩は浪速恋時雨隊と宴会だったはずでは?
運転は若いのに任せて、高松山から回ってきたそうで
あの5人組は高岡カラコルムチームだったんですね

たっちゃんといい、知り合いによく会う日ですねぇ
風呂上り、Sさんと連絡先交換してお別れです。Sさん、写真ありがとうございます

後日談)
 蔵王でみいさんを案内したことがあるとの事で
 みいさんに聞いてみたら、なんとsharizakaさんでした
 アチコチの山スキーの記録で、お名前だけは見知ってましたよ~

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