2016年9月24日土曜日

9/24~船形山系)戸立沢


いよいよ禁漁期前の最終週末、ラスト釣行と行きましょう

候補は、戸立沢 or 八幡平)東ノ俣沢
八幡平まで足を伸ばすとなると+200km
天気が許す限りは、戸立沢でしょう

前回は台風影響で転進しましたが、
今週は台風も来ないし、天気はマズマズ
今期を締めくくる記念釣行となりますか?





金曜夜に出発したものの、どうにも睡魔が。。。堪らず随分手前ですが、安達太良SAで仮眠

初日の工程はテン場の二俣まで3h、釣り師と被らないよう遅めの出発が吉
6時起床で再移動、9時入渓で宜しいかと

林道末端まで車で進むと、先着の軽1台。
さっそく準備して出発しようとした所に
後続1台が到着、釣り師かと思いきや藪師でした

登山道の無い藪山を歩くのが趣味だそうで、
マニアックな方が世に居るものです

「道の無い沢登りと一緒だよ」と言われれば、
まぁ五十歩百歩という所でしょうかね


戸立沢に入る事を伝えると、
他の沢には岩魚いないけど、戸立沢だけにはいる
その昔誰かが放流したんだろう、との事

猿やら熊やら出るから気を付けて
山の中に食い物ないから、この辺りの方が出るかもね
と言われて、熊鈴を鳴らしながら入山します。8:30





踏み跡を追って川に向かうと
林道ゲート

ここから堰堤まで
林道の踏み跡を歩きます
しっかりめな跡が付いてます





右に左に渡りながら、
二つ目の堰堤登場、9:25









右?左? 斜度が緩そうな左に取りついてみましたが、上まで追い上げられそうだし、右が小さく巻けそうだ

一回降りて、右を灌木掴みながら強引に登れば、トラバースの踏み跡登場、慎重に渡ってクリア



※復路に気づきましたが、釣り師用の巻道完備

堰堤脇にトラロープが上に伸びてました
これを使って鞍部に到着すると、登山道か?

下ってみると、堰堤の一つ手前の左岸から巻道に入れました





戸立沢と大倉川の出合到着、9:45

沢というよりは川? 
結構な水量です






ブナ林の中の穏やかな川歩きだなぁと思っていたら、徐々に両岸が狭まってきて。。。

あらゴルジュっぽくなってきました







倒木が詰まるわ

釜は深いわ







釣り師のトラロープは掛かるわ
ナカナカな行程ですね









ゴルジュ突破すれば
再び平和なブナ林の沢に

しかしココまで魚影が見えない。。。
これだけ居そうな雰囲気なのにね




テン場予定の二俣に到着、12:00

右岸台地の極上物件、広いですね~





3組くらいは平気で張れそうですよ

さてココから荷を軽くして釣行開始
右俣は滝谷といわれる位らしいので
まずは下降予定の左俣へ

ココまでの魚影の無さから
半信半疑で振りだすと反応あり
でも、おチビちゃんばかり。。。





シーズン最終につき大物は釣りきられた後?
かろうじて7寸サイズ2本をキープ

左俣もすぐに倒木で塞がれた滝場登場
明日の下降、クライムダウン出来なきゃ懸垂かね

二俣に戻って、今度は右俣へ。コチラは反応なし



写真で見た、左壁の虎ロープで這い上がると3段の釜

ココも左側にロープが掛かるものの
掴むためには釜の縁、あと一・二歩が微妙。。。

ならば右側へと、小さい凸を拾いながら前進
お、行けるか?と思った瞬間、ズルリ&ドボン
釜が深すぎて足がつきませんね~
竿を片手に持ったまま、還流に引き込まれないよう犬かきで脱出


ココで全身濡れ鼠になるとは。。。意気消沈して納竿、薪を拾いながら帰ります
テン場周辺で薪を集めますが、どれも湿気ってる


火を熾すものの、なかなか安定しません

濡れた体は着干しで乾かすとして、
岩魚も焼けないし、玉葱&椎茸も厳しそう
ベーコン炙ってビールのオカズにしたけど
ションボリした焚火になってしまいました




夜中、先々週から痛めてる左足も疼くし、落水した3段の釜も突破には難儀そうだし
モチベーション、だだ下がりです

翌朝、いい天気になりそうですが、
ノリ気でない時にムリしても、ロクな事にならない
とアッサリ撤収を決断します

生焼けの岩魚は、コンビニおにぎりで作る
岩魚雑炊へとchange(写真は海苔投入前)

珈琲のんでマッタリしたら撤収しよ



日帰り入浴は10時頃からだろうから、7時に出発すればいいでしょ



来た道を戻るだけなので、大した苦労はなし
ゴルジュ帯も比較的アッサリ越えていきます

詰まった流木は安定してなくて
足の置き所が悪かったか、一部が崩れちゃいました
挟まれなくて良かった~




あとは右に左に渡渉しながら、二つ目の堰堤へ
往路には気付かなかった、釣り師の巻道を辿って
これまたアッサリと大倉川に復帰


9:40、車に戻ってきました
あとは街道沿いのコンビニまで出てから
温泉&昼食をスマホで検索




お風呂は、秋保温泉の公衆浴場へ
300円で、源泉かけ流しのお風呂
カラン2つ、湯船も3人で一杯
常に5人以上がお風呂に居ましたけど
ナカナカいいお湯でした



昼飯は、仙台と来れば牛タンでしょう
仙台南ICから乗るなら、利休富沢店へ
駐車場は一杯ながらも、即カウンター席へ

いつもなら、極み定食(8枚)ですが、
お奨めの富沢定食(宮城名物の詰め合わせ)




ステーキ2枚、牛タン4枚、
カツ1枚、タンと夏野菜のラタトゥイユ、笹蒲
麦飯、テールスープ、ずんだ餅のセット
美味しゅうございました



コレにて、泊まりの沢旅は今期終了です
紅葉目当ての日帰りの沢 or 山にシフトします

0 件のコメント: