2013年2月23日土曜日

2/23_大渚山


この土曜日は皆さんの予定が噛み合わず
日曜には集合して赤禿山へ行く約束のみ

たまには単独行も良いでしょう
ラッセル訓練も兼ねて、大渚山へ
田中集落から上がるルートを偵察してきました
(写真はコチラから借用)





この時期、大渚山へ登る場合には大草連からが定番ですが
大草連に車を置くまでが核心部!
と言っても過言ではありません。 昨年のトラウマ

なにせ車道が狭いわ、ウネルわ、山側に側溝、谷側は崖
とトラップに事欠きません

ラッセル距離は長くなるけど、アプローチは容易そうな
田中から上がってみようと偵察行に出掛けてみました



田中に着くと、お爺さんと娘さん?お嫁さん?が除雪中でした
人の気配はこの二人のみ

一番奥のスペースに停めて支度をしようとすると
先ほどのお爺さんがやってきて、除雪の邪魔だよと

地元の方の迷惑になってはいけないので
大草蓮に向かうしかないかな?


下のスペースになら、縦列駐車で停めても構わないと
言ってもらえたので、お礼を言って駐車

田中から登る人も結構いますか?
と聞くと、「おるおる」 との返事

大草連の方といい、田中の方といい、対応も手馴れたモンです


車も停められたので、さぁ出発。 とはいえ、どこから取り付こうか
一番奥を覗うが、ちょうど先ほどの2人が除雪中
家の周りも雪壁になってるみたいで、こちらは断念

駐車スペース前の家は、スロープに雪が積もったままなので
家の裏側を覗いてみましょう
玄関にはまだ正月飾りが。 正月にだけ帰ってきて
普段は下の里に住まわれているんでしょうね

板を外して、雪壁の乗り越して、ようやく9時スタート

尾根伝いに登るつもりでしたが
杉林が濃そうなので登り易そうな左手の疎林へ

谷向こうには大草連の家が見えてきた


尾根の上に出てみると
意外と尾根上も疎林でしたね
帰りはソチラを滑ってみますか

上を見ると結構細かい凸凹が
んん~滑り辛いかな





薄っすらと青空も覗いたり~

もっと荒天を予想していたけど
意外と落ち着いた天気です

まったりと登り易そうな斜面へと
一人ラッセルラッセル




本当は林道から離れる地点に登り上げられれば
と思っていたのですが、登り易そうな斜面を選んでたら
林道直線の起点部分に出ちゃいましたよ

林道には大草連から上がってきたパーティの姿が
追いついてみると、見たことあるザックに手袋
→ミッツさんにバッタリでした
ということは築■さんグループですね
この後一緒にラッセルしながら山頂を目指す事に


(以下の写真はコチラから借用)

築■さんのラッセル力♪
こばさんと言い、山の先輩方のほうが強い強い

尾根に登り上がれば傾斜も緩む
とはいえ段々とガスが出始めてきました
稜線近くになると雪庇も張り出す
雪庇を左手から巻くと、いよいよもって視界効かず

前が見えず凹地形に落ちたりしながら、なんとか山頂に到着
まるで見えませんね



築■さんグループは北面を狙ってた様ですが
この視界に風のため断念して南面ピストンに

大渚山とは思えぬ軽いパウダーに板が浮く浮く
林道上部でお別れして、一人田中へ向かいます




登って来るときに外した尾根筋を滑ろうと、思いっきり左に振ってみました
振りすぎて尾根の左手を滑ったら、回り込むのも厳しい状況

こういう時は登り返すに限ります (十石の経験値を活かしましょう)
再びシールオンして尾根上へ30mほど登り返し

ちょいとハマりかけましたが、ラッセル訓練だけに留まらず
山頂まで届いたし、雪も良くて楽しかったです

ミッツさん、機会があれば またご一緒しましょう








2 件のコメント:

こば さんのコメント...

偵察と言う気負いのない気持ちが山頂までサクーっと届いたのでしょうね。
田中ルート、トラックで分かりました。
みっつさんともバッタリだったり、収穫のある山だったようで。
祝着祝着!

fwix さんのコメント...

>こばさん
正直、林道から上は先行者のトレースを期待してたトコあります
単独よりは五人で回した方が効率良いですね

山頂で視界が効いてたら北面もご一緒したかもです