2013年9月21日土曜日

9/21~22_大行沢

秋分の日三連休
Raccoさん夫妻と、泊まりの沢山行に出かけましょう

なんでも天国に通じるナメだとかで有名な
大行沢樋ノ沢へ

立派な避難小屋に泊まって焚き火宴会できるかな?







下部のゴルジュ帯から入ると
時間が掛かりそうですが
登山道を使ってショートカットする予定につき
遅めの集合、8:30に陸前白沢駅

快速は停まらない無人駅ながら
無料の駐車スペースがあるので
fwix号をデポしてから二口温泉へ

大東岳の表と裏の登山口P
狭いのもあって車で一杯
でも、近くのビジターセンターや
バス停のあるPもあるので
問題なし

裏登山道は踏み跡しっかり
でも木橋が崩壊してたり
お金のかかる整備はイマイチ?


今回の参考文献は
RaccoさんのWWの本

ガイド本に従って
白滝から入渓していきます






入ってみると、良い雰囲気
ゴルジュ帯の先、ナメの手前
いわゆる巨石帯からって事ですね

岩魚も頻繁に走るので
釣りで来ても相当楽しそうです




なにせ巨石帯、大きなプール完備
至るところに岩魚の魚影
一本めの休憩時に竿を出して
さっそく20cmの塩焼きsize

が、無造作に置いたザックが転がり、竿がポッキリ!ort
予備のテンカラ竿は車の中
ルアー竿しか持ってこなかった。。。


途中の梯子滝は、滝下まで
見物に行ってみたり
プラプラしながら先を進みます

なにせブナ林の中の渓流につき
紅葉の時期に来たら絶景かも







そして問題の二段十二m滝
下段は残置ハーケンx2本に
ランニングビレイ取ってあがり

上段は傾斜がキツイので
空荷で一旦上がってビレイ確保
荷物を引き上げる予定でしたが。。。
詳細はRaccoさんレポ


脳震盪気味のRaccoさん
少し長めに休憩とって
ようやくナメの始まり始まり

が、所々縦溝が深く入ってるので
油断すると胸まで嵌ったりします





とにもかくにもナメ、ナメ、ナメ

さすがにナメの中に
岩魚はいません







すぐ右手には登山道も走ってるので
途中子連れの2家族が
沢沿いで休んでたりします







カスケ沢出合、北石橋への標識
ここにテン泊して
周遊する人もいるとか

樋ノ沢避難小屋もまもなくかな





小屋の手前、8mの斜瀑を越えれば
樋ノ沢雛小屋が見えました

立派な避難小屋
小屋の中には玉ねぎと調味料
岩魚釣りの泊まりの人かな?

結局現れず、小屋貸切でした


焚き火の準備はお任せして
ルアー竿片手に上流へ
が、慣れないルアー竿では
バックラッシュのトラブル続きで
釣りにならず
(姿は見ましたけどね)

沢とくればヤッパ焚き火です
Raccoさん夫妻も楽しんでもらえました


翌日、樋ノ沢を詰めあがります
上流にもナメが続きます

そして樋状の流れも現れて
なかなか楽しい沢登り








地形図では三俣に見えますが
二俣の連続との前情報get済

奥の二俣にて、
南面白山からの2m滝を左手に
右俣へ前進

その先もまだナメ




その先の二俣、左俣も行けそうですが
ガイド本に従い5m滝に出るまで直進

Raccoさんとい私は手前左の藪を
soigaさんは水線を突破して左の沢形を
藪漕ぎと言っても、ブナ林の中の
笹藪につき薄いので結構苦労せず
登山道に出る事ができました





最低鞍部につき、南面白山まで
300m近くの登り
出だしの150mが凄い急登で
アキレス腱に効きます

残念ながら山頂はガスガスで
肝心の眺望は得られず
スキー場跡地へと下山開始


ツアーの団体さんも来るし
結構人気の山なんでしょうか?

下山途中で左足に鈍痛
(お風呂で薬指の爪根元が
 真一文字に折れてましたよ)
アプローチシューズだと
急降下もシンドイですね

スキー場跡地はコスモス畑に


12時の電車の次は15時とあって
早めに動いてましたが
11時の電車に乗れそう
で、1分前に駅到着~

結構な人が乗ってる車内に
異臭を放つ三人組が怪しい
正座して向こう脛をストレッチしたり
ハーネスしたまま乗ってたり

陸前白沢駅で下車、デポしてあるfwix号で二口温泉まで戻り
磐司山荘でお風呂入って、明日仕事のsoigaさんとRaccoさんは千葉に戻られました

私は、お昼を食べに秋保大滝近くのそば処:たまき庵
ビールの誘惑に勝てず、ずんだ豆腐と一杯。 おろし大根そば(十割)を頂き
酔いがさめるまでお昼寝 (ここで雨がパラついたりして)



夕方に仙台南へ移動して、
せっかくなので牛タンを食べに利休:富沢店へ

結構な賑わいでした
順番待ちに名前を書いて、ほどなくカウンター席へ

肉厚な 『極め定食』 美味しゅうございました











2 件のコメント:

Mt.Racco さんのコメント...

遅くなりましたが、”お疲れ沢”でした。
お陰様で、大事故もなく無事に下山することができました。

大行沢は、ナメナメ天国で初心者向きというのが通説のようですが、自分的には重いザックでの滝はしょっぱかったです。

また、次回もよろしくお願い致します。

fwix さんのコメント...

>raccoさん

決して無事ではありませんでしたが、下山出来て良かったですね

一度に片付けようとせず、一つずつ確実に!
明日への教訓ですね
次回からはビレイ取れてるかの確認も、確実に取りましょうね