ガイド本は、だいたいは直登できると書いてあるけど
ネットでは、かなりツルツルで厳しい様な記録もあり
はてさて、右俣どんなもんでしょうねぇ
昨日痛打した左膝が痛むようなら、即下山
行けそうなら、北石橋を拝みに行きましょう
そこから登山道で降るか、稜線まで詰めるかは気分次第
石敷きではなく、土の上のテントは寝心地最高。 5時のタイマーに気づかず
5:30に明るさで目が覚めました。 急ぐ必要もないので、ゆっくり朝食準備
左膝は昨日よりは随分とマシになった感じ。
これなら行けるでしょう。7:00出発
北石橋で上か下か判断しましょ
テント畳んで、余分な荷物は
対岸の登山道下にデポ
昨日探索に行った、最初の釜を越えて行きます
石が濡れてるんで、小屋泊のチームが
先行してるみたいですね
出だしの小滝は普通に登れます
ゴルジュ入口の12m滝
右壁の凹を登ろうかと探りますが
垂直に立ってるんで、取りついてみて断念
単独につき安全にね、さっそく左岸巻き
お次の滝も立ってますね~
自信の無い時は巻きに限ると、巻き巻き
巻くにしても、結構キワドイ所に踏み跡が伸びてて
灌木掴んでもあまりに怖すぎて、あと一歩が出ず
諦めて更に上へと大髙巻き、踏み跡ありましたけどね
CS滝、さて右壁は厳しそう。ツッパリ君かな
1st-TRY)両足でツッパリ、左足滑る → ドボン
2nd-TRY)足と背中でツッパリ、CSまで到達
左側に体を入れて、左足はロックできたものの
右足を持ってくる事ができない。。。
あともう一手掴めれば~ お助け紐が無性に恋しい
で、ズルっと腰が落ちて、もはや回復不能
あとは如何に痛まずに落ちれるかに腐心
腰で一旦挟まって体制整えてから、両手で支えつつ
なるたけゆっくりと・・・ドボン、痛んでない
呼吸整えてから、あらためて巻き上がります
もう本日は、メンタル的に登れないイメージ。。。
小さいstepは限りなく小さく感じるし、垂直系の壁もまるで足が上がらない感じ
心ポッキリ、これは北石橋まで行ったら下山だなぁ
沢登りってメンタルなスポーツだなぁとつくづく痛感
連爆帯が終れば、随分と平和な沢になりました
大行沢なので、樋ノ沢同様にナメ~という感じです
すると突然出ました! 北石橋。8:10
写真では見てたけど、実物を見上げると
そのスケール感に圧倒されますね~
コレは確かに一見の価値ありですわ
登山道は北石橋の下、左岸にあったのかな?
思わずナメ滝を登って、橋の下を
通過しちゃったんで確認し忘れたわ。。。
まぁ大した滝もないらしいから、当初の計画通り
石橋峠経由でグルッと北周りしましょ
滝も寝てるのが多いし、脇には灌木もバッチリ
コチラは安心して進めますね
やはり連爆帯がキモかな
ブナの森の中を流れるナメナメ~♪
なんだかいい感じです
途中、右岸に明確な登山道らしき道型が登場。ただし対岸の左岸には道型らしき形跡は見つけられず
右岸の道をいけば簡単に稜線にあがれるのかしら? とりあえず初志貫徹で、沢沿いを続行します
なにかしら稜線へ上がる痕跡はあるかと思いましたが
見つからず?気付かず? GPSでは稜線と並行になり始め
しかたない、残り50mは藪漕ぎと行きましょうか
沢を離れて左の尾根筋へと登り始めます
意外と藪は薄め、これは楽チン
斜度が緩み始めると、笹が出始めて煩わしくなるけど
稜線は間近な感じです。若干の格闘で登山道に到着、9:30
踏み跡はしっかりしてるけど、藪っぽい登山道でした
確かに小東峠以南は超マイナールートでしょうね。この藪っぽさは想定外でしたけど。。。
ゆっくり出来そうなスペースもないので
このまま1132ピークを目指して北上します
途中から、石橋峠を見下ろしてみました
笹原みたいな所が峠あたりかな
文字の読めない杭のたつ1132ピークで小休止
ついでに沢靴から軽登山靴に兵装チェンジ
ここから先は藪っぽさが消えて、普通の登山道
左手に見える岸壁は甲岩?
正面には小東岳と南面白山かな
アッサリと小東峠に到着、10:30
随分と真新しめな道標が立ってましたよ
樋ノ沢避難小屋目指して下降しましょうか
あら、コレまた藪っぽい道ですね
踏み跡はあるんで追えますが、沢型を降りる道。どこで沢から離れるかがポイントかも
踏み跡が薄くなって周囲を伺うと、青いテープ。なるほどココから沢を離れるって事ね
しかも踏み跡は左手&上方へと続いてますな。藪道を歩き慣れない人は、まっすぐ降っちゃうかも
沢を離れた辺りから沢水の音がし始めるので、間違ってまっすぐ降りて、水が出る様ならハズレですよ
ブナの森の中を抜ける登山道、気持ちいいですね
沢沿いにつき崩落地点が何ケ所かあるので要注意
見覚えのある樋ノ沢が見えたら、
避難小屋の裏です
随分と看板の文字が薄くなって
読めなくなりましたね
広場ではお一人様は昼食中でした
さて、北石橋の分岐下でデポ回収して降りましょう
登山道を進みますが、うん?随分と藪っぽいな。 踏み跡っぽいのを追ってたら
あれ?これ沢じゃん。 どこぞで間違えたかと藪漕ぎして登山道に復帰
最近は刈払いの手が入ってないのかね?
デポ品を回収、荷づくりしたら下山開始です。11:30
登山道も、崩落個所を巻くように付けられて
疲れた体には、地味に堪えるんですよね。。。
急登に喘ぎつつトラロープで下降しながら
京渕沢まで来れば、ほっと一安心でしょうかね
梯子滝の観覧場所のベンチで
お一人休まれてました
その先、雨滝、白滝と通過。雨滝は写真で見ても?につき、動画で見てください
登山口Pには路駐の車もあり。手前の看板前なら余裕で停められるのにね
駐車場に無事帰還です、13:30
さて、お風呂は秋保温泉公衆浴場へと向かいます
今日は隣のお寺前のPが一杯につき、もう少し先の第二Pに停めて、少し歩きます
300円、源泉かけ流しのカランのみ。 ちょっと熱めの湯温ですが
3~4人も浸かれば、少し下がっていい塩梅になりますね
仙台まで来てるのですから、寄らねばなりますまい
牛タン利休)富沢店。開店までPにて読書してます
17時開店と同時に入店、9/10はギ(キ)ュウ・タ(テ)ンな日
とかで、200円引きのメニューをお奨めされてオーダ
利休サラダのハーフも頼んで、栄養補給しましょう
あまりに登れなくて、ガックリコンな沢登りでしたが
まぁ総じて楽しかったから、良しとしましょう
さぁ、来週の3連休は晴れてくれるかな
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