本日は北東北遠征のメインイベント♪
桃洞沢の遡上&赤水沢の下降のグルリップ
ブナの森につき、本当なら新緑or紅葉の時期が
良いのでしょうけれど、北関東からも遠地につき
そうそう機会には恵まれないかなぁ
山で雨に降られない様、本日も早めに行動します
5時起床で、念のためもう一回天気予報check
よし大丈夫そうだ、あとは現地で沢の増水具合のみ
森吉山荘を過ぎて、細い山道に入っていきます
Racco家は野生鳥獣センターからアクセスしてましたが
藪蚊の多い登山道は避けて、水線通しで行けないかと
クマゲラ保護センターの橋の方へと向かいます
「秋田の○○さんと待ち合わせの方?」と尋ねられたり
Fine-Trackの上着を来てたから沢屋の人かな?
集合場所の変更か、はたまた中止とかの連絡でしょうかね
橋の袂に付くと先着1台。普通の登山客みたい
桃洞滝までは滝見物に行く人も居るでしょうしね
準備中に後続の男女ペアも到着
先週も桃洞沢に行った男の方と、桃洞沢へ行くとの事
挨拶してから先発します、6:55
最初からナメ~と思いきや、
意外と水深が深かったり
砂地で歩き辛かったり
倒木で通せんぼされたり。。。
コレは堪らん
時間が掛かりすぎるわ
藪蚊は嫌だけど、登山道に逃げましょう
桃洞沢・赤水沢分岐まで1㎞の看板チョイ手前、7:25
登山道は歩きやすいねぇ
藪蚊は煩わしいけど。。。
途中、登山道脇のナメに入ったりしながら、桃洞沢・赤水沢分岐に到着、7:40
もう少し先に進むと写真で見た事ある、飛び丸太が登場
まもなく桃洞の滝でしょう
二俣の右に折れた先に
桃洞の滝登場♪ 7:55
正面から写真撮ろうと、
滝を見ながら右岸へ寄ったら
甌穴の落とし穴にハマッって
いきなりズブ濡れです
なるほど甌穴注意ですね~
右壁に穿かれたマタギstepを辿ります
step浅めの処もあるけど
ラバーソールが効きます
とはいえ初心者同行の場合は
ロープ確保でしょうね
その上の滝場も、
マタギstepを辿ります
結構上にも甌穴あり
増水時にはアソコまで
沢に没するって事かな
中滝かな? 上段右壁にはstepなし
中央突破できるかなぁと遡行図無視して取りついたものの
敢え無く撃沈 ort
ツルっと滑って釜に落水、先週ブツけた左太腿外側を
釜の縁に痛打。。。輪を掛けてダメージ負っちゃった
あまりの痛さに暫し突っ伏してました。。。
よくよく観察したら左壁にマタギstepあるじゃないの
安易に取りつく前に周りを確認しましょう、って教訓ね
その上の滝(男滝かな?)
残置ロープで二段目クリア
スリング掛かった支点を使って左岸を廻り込むと、ド嵌り。。。
ツルツルの壁の中でした
正解は落ち口を渡って右岸通し
釜は深くて足つかず、最悪ドボンで泳ぐ覚悟で、ジャンプ一発、両手のフリクション効かせて脱出
その後は平々凡々
ナメナメ~な遡行です
あまりに単調で欠伸が出ちゃうかも
親切?な事に、全ての二俣にピンクテープあり
GPSに地形図なくてもグルリップ出来ちゃうね
1:1の二俣、9:30
ちょっと判りづらいかも?
左俣奥の高い枝にピンクテープが付いてました
ココの滝場は残置ロープで確保しつつ登ります
いよいよ流れも細くなって、源流っぽくなります
相変わらずピンクテープに導かれるまま進むと、藪漕ぎなしで鞍部の上に到達、9:40
もはや登山道と言える位の踏み跡バッチリ
そのまま赤水沢の源頭部まで下降できます
さて、ここからはナメナメな下降です
確保用の人工支点がちょっとした滝にまで完備
小走りに駆け下りたり、脇の木々を掴んで降りれます
赤水沢の本流と合流すると、一気に川幅も広がります
水量も増えて、滝の規模も大きくなり始め
懸垂下降が必要な滝場が何回出てくるかなぁ
6m位の滝上でstop
またぎstepで降りれそうだけど
落ちたらさすがに痛そう
ピトンの輪にロープ通して
1回目の懸垂下降です
お次は灌木の残置スリングx2
2回目の懸垂下降
お次は10m位ありそう? が滝上に人工支点なし
ありゃ?この滝なら懸垂下降必至でしょうに。。。
ちょいと登って先を伺うと、スラブの先の灌木に青いテープスリング発見
そろりそろりとトラバースして、スリングに到達
3回目の懸垂下降
その先には、ちょっと大きめの滝、10:40
下には普通の登山客が一名、なるほどコレが兎滝で
滝見物に登山者が歩いてくるのかな
上段の支点には、スリング+カラビナの2セット
同一支点だからあまり意味ないかもしれないけど
両方にロープ通しておきますかね
下段の支点には、①足元近くに捨てロープのスリングと
②少し離れた灌木にダイニーマ製のテープスリングの2種
引っ掛かって動かない。。。あれ、どこに引っ掛かってる?
しょうが無いのでゴボウで登り返すと、スリングの結び目と
の間にロープが挟まって動かなくなってました
支点の捨てロープの結び目をどこに持ってくるか
考えないといかんって事でしょうね
カラビナ一本残置する気があれば問題ないでしょうけど
②の方を使って、もう一回懸垂下降しました
下で見てた滝見物のオジサンは、いい画撮れたかな?
最初は登山道を使わなかったので、後発の男女ペアに追い抜かれたと思って
オジサンにすれ違った人いたか聞いてみたけど、誰にも会ってないとの事
おや、まだ後ろでしたか
この後は平々凡々な沢降り
アドレナリンも引いたのか、左足がちょいと痛い
滝見物のお客さん、他にも2組4人とすれ違い
長靴で来たりするもんなんですね
玉川温泉への二俣に到着、11:20
幹に巻かれた看板
結構新しい?
その後も水線通しで降りますが、
そこそこの水深に、砂地で踏ん張れなくて歩き辛いわ、単調でつまらないわで
業を煮やして沢沿いの土手に上がったら
なるほど滝見物の道がクッキリついてました
ほんのチョットで桃洞沢・赤水沢分岐に到着、12:00
沢の中州で団体さんが休憩中
復路は登山道を速足で抜けます
相変わらず藪蚊が纏まりつく中、車に帰着、12:30
あら6時間掛かりませんでしたか
帰りの温泉は、年末年始に泊まった事のある
杣温泉の日帰り入浴へ、400円也
このご時世、500円硬貨でお釣くる温泉も珍しい
また熊鍋食べに泊りに来たいですね
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